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2006年8月18日 (金)

第十一回「神風号」

私の祖父は大学と大学院で流体力学を勉強して、戦時中は中島飛行機に出向し、設計をしてたんです。
下駄履き零戦と言われた二式水上戦闘機なんかを設計したチームにいたそうですが、祖父がよく話してくれた話が神風号の話でした。

祖父が亡くなってから、なんどかバランタインの瓶が外に出ていることがあって、家族で話題になっていたので、それを書いてみようとおもったのですが、普通に書いたらただの思い出話になってしまいます。

そこで、自分語りで書いてみようと。

まさか稲川潤二さん風になってしまうとは。。。

本当にこのあたりはもう超-1の勝ち負け関係なく、書くことが楽しくて仕方がなかったです。

まずまず纏まった文章が書けたのかなと思っています。

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第十回「電気と水」

これも自身の体験談ですが、自分の持論でもあります。

この話を思い出したときピンと来ました。
「冒険怪談」にしようと。

正直あのにおいは忘れられないイヤなにおいでしたが、
そのあたりを普通に強調して書くと嘘臭くなるんじゃないかと思いました。
私自身、自分で見たモノが信じられませんでしたから。

なら、もっと自分たちの行動にスポットを当ててみたらどうだろう、と。

本当に書くのが楽しくてたまらない時だったので、
もうあっという間にかけました。
よくよく読み返し、自分でも面白いと思った自信作だったのです、が・・・。

あんまり評価は良くないですよね。

やはり正統派の怪談を期待している方には「むかっ」と来るのかも、というのが一点目。
最初に持論を展開されると読む気がうせるということが二点目。

皆さんの反応をみて、文章を練れるようになってきたのもこのあたりです。
なのであまり反省してないです。ごめんなさい。

ところで、高圧電線の下とか、雷の日とか、
幽霊出やすくないですか?そんなことないのかな?
沼とか湖とかそういうところに幽霊出やすくないですか?
気のせいかなあ・・・。

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第九回「抜け道」

基本点が5点ありながら、結果としてマイナスになったのは
「伊豆」
「抜け道」
「やさしさにつつまれたなら」
の3点。

なので、この「抜け道」は念入りに反省しないといけません。が・・・

このあたりから楽しくなってきたんです。

最初は漠然と思っていた「ものかき」への思い。
「はりつく」のときの加藤さんとのやりとりを経て、確信になりました。
死ぬまでチャレンジしていきたい、と。

で、この「抜け道」なんですが、「はりつく」の反省を自分なりに消化した結果なんです。

迷惑をかけるとはどういうことか。その反面そこに行ってみたいという人もいるのでは?
実は、私がそのタイプで、もし怪談の場所がわかればちょっと行ってみたい。

この話を後輩から聞いたとき、周囲を後輩に確認し、地図でも確認して、
きっちり書いても周りに民家等全くないので問題ないと思って敢えて書きました。

実験というとおこがましいですが、私なりの答えとして
「ドライブガイド怪談」を書いてみたかったわけです。

結果ははっきり裏目に出ましたが、多少なりとも「行ってみたい」と思ってくれた方がいればいいなと。

文章的にもこのあたりから書くのが楽しくなってきて、大分こなれてきたと思っています。
なのでマイナスにはなっていますが、自分としてはターニングポイントとなった忘れられられないモノの一つです。

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第八回「はりつく」(取り下げ)

はい、反省してます。

後にも先にも作者都合による取り下げというのは私だけで、
本当に恥ずかしいし、反省しています。

余談ですが、この取り下げのとき、加藤さんから温かい言葉をかけていただいて、
本当に嬉しかったです。
災い転じて福となすっていうか、なんというか・・・

取り下げ理由に関してはコメントの所に書いてある通りなのですが、
本当に違う島のことで、しかもお寺は島に一カ所ではないのですが、
その辺を「隠そう」として帰って他の島だと思われてしまいました。

しかも、私が一番反省しなければならないのは、
そのことをコメントに書いてくださった方に、
「これを消してくれ」って言ってしまったこと。
最低です。私。

一度書いて発表してしまったことは
例えば本であったら取り消しは出来ないわけで、
どう取られようと、責任は全て負わなければならない、
そういうことをちゃんと認識してませんでした。

良い勉強になりました。
そして、この件に関連して不愉快な思いをした方に、
改めて謝りたいです。

すいませんでした。

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第七回「キャンプ」

これを読んで下さった方のコメントをみると、どこが怖いのかが伝わらなかったなあと思います。

最後の写真が怖かったんですよ。

やはり高校の時の私自身の体験で、肝試しコースに「何者か」が通った、それをみんなが私だと言っている点に関しては、あとからちょっとぞっとしましたが、その時はあまり怖いと思わなかったんです。

帰ってきて写真を現像してみて、最後の一枚が衝撃でした。

誰も写っていない写真があるということは、前述の「誰かが通った」ことを証明しています。
しかも、その「誰か」を縁石に浮かび上がった顔が睨んでいる。
つまり2つ以上の何者かが存在していたことになるので。

ここで、この「キャンプ」を読み返してみると、全く伝わってないと思います。

実はこのキャンプ約2年に1度行っていて、他は楽しい思い出がいっぱいなんです。
それでこの話を書こうと思い立ったとき、ついついその楽しさが先に出てしまいました。

最後に急に怖くなるみたいなイメージで書いたのですが、その肝心な写真の話がうまく伝わってないので、ただの楽しげなキャンプ報告になってしまったかな、と。

大失敗の類に入りますね。

うーん、今ならうまくかけるのかな。。。

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第六回「行灯」

まずは誤字ですね。
これが痛かった。

ここまでは一気に書き上げてそのまま投稿してたんですよ。
それでこんなに誤字が出てしまいました。
今はすっかり直していただいてますけど、正直恥ずかしかったです。

そして実はこの「行灯」自信がありました。

これも高校の時の実体験で、その時は大パニックでした。
本当に電気がすうっと消えたわけで、その間のNの冷静なリアクションが本当に怖かったです。

2段落ちでうまくかけたと思ったんですが、前述の誤字もあってなかなか伝わらなかったですね。

前述のようにじっくり推敲して書いたわけではないので偶然なのですが、文章的にはなかなか読みやすくかけてるのではないかと思っています。私の中ではまあまあましな方じゃないかと。

皆さんに読んでいただくという心構えが有ればちゃんと推敲したわけで、その点が大きな反省点です。これ以降、出す前に推敲をするようになりました。
推敲したらしたでこれはまた、難しい問題にぶつかるのですが。
それはまたその作品のところで書きます。

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2006年8月17日 (木)

第五回「泣く」

比較的好評を頂いたお話しです。

もう20年も前にもなりますが、私の実体験です。
コメントで「聞いたことがある」というのがあって驚きました。
もしかしたら類似の体験をされている方が沢山いるかも知れません。

懐かしい思い出でで、むしろ私にとっては
「正座の思い出」でしょうか。

文章の問題点は「スピード感の欠如」でしょうか。
このあたりから会話を盛り込むことを意識し始めたのですが、
「泣く」では会話のところでいったんスピード感が無くなってしまう印象を受けます。

ただ、ネタ自体がお涙頂戴にならないよう、なるべくさめた視線で書こうとしたので、
その点に関してはある程度うまくいっているかなと思います。
この時点ではまだまだ狙って書いたとは言い難く、
たまたまうまくいったという感じでしょうか。

この「泣く」で好評を頂いたことで、
モチベーションが大分上がったことも大きかったです。

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2006年8月 3日 (木)

第四回「ふちどり」

ふちどりを見ると大変疲れます。

たまに見てくれっていわれるので仕方なく見ますが、へとへとになります。
テレビで見ている人たちはなんであんなに大丈夫なんだろうと、いつも思っています。

この話は、「書ける話がふたつしかないなあ」と思っていた時に
まさにリアルタイムで起こったので書きました。
自分自身吐き気を催したのははじめてだったので、衝撃を受けました。

人身事故の「次」の列車に乗るのは実はもう4回目です。
中学生の時から通勤通学にはいつも同じ時間の電車を使うのですが、
「いやな予感」がして時間をずらす時がありました。
そういうときには人身事故が起きていることがよくありました。

もりさんの作品をよんで思い出したのですが、
中学生の頃、駅のホームにあるベンチの上に毛布で包んだ遺体が置かれているのを見ました。しかも2つに別れていて、血がしたたっていました。現場の殺伐とした感じと臭い。事前になぜか感じ取ることが出来るみたいです。

で、このふちどりですが、基本的にネタが弱すぎですね。
このあたりではただあったことをあったとおりに書いただけで。

文章的には破綻は少なくなってきていますが、怪談としては成立しているとは言い難いと思います。まだまだ読み返すのも辛いレベルですね。

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2006年8月 1日 (火)

第三回「犬と人形」

二つ目に書いたのが「犬と人形」です。

これも私のトラウマとなっている事件で、始めて人の自殺したところを見ました。
怖いとか、そういうのじゃなくて、
「なんてあっけなくて、なんて悲しいんだろう」というのが全てでした。

起きたことは書いてある通りで、ある意味伊豆よりも最近のことなので正確です。
一つの歯車が狂って、そのひずみがひずみを連鎖していく。
犬だけがそのひずみを知っていながら、病気に勝てなかった。
犬がその責任を感じているかのようでした。

人形に関してもこれが全てです。
あんな恐ろしい顔をみたことがなかったです。

何と何が連動しているのか、何と何が怪異なのか。
圧倒的な事実は人の死であって、そのほかはよくわからないまま過ぎ去って行きました。

それをただなんの整理もしないまま書きました。

読み手の事をまったく考えていないと思います。その点まだ自分との戦いで精一杯だったのだと。

伊豆はもう一度書き直したいですが、これはもう良いです。このまま封印です。
なにか突き詰めても解決しないモノがあって、それとはもう向き合わなくていいと、なぜかそう感じます。

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