2006年12月15日 (金)

怪談の難しさ

 怪コレクション3発売されました。私の書いたモノもいくつか掲載されています。
 今回は、原稿を新たに書きました。もう出涸らしかと思っていましたが、周りに声をかけると親戚を中心に次から次へと「恐怖のタネ」が集まりました。だんだん集まりやすくなっていることが嬉しくもあり、恐ろしくもあり。。。
 また、原稿を書いている時期にこんなことがありました。
 原稿を書くために、友人に「なにか怖い話ない?」って声をかけていたのですが、たまたまその一人が、声をかけた直後にご親族を事故で亡くしてしまいました。友人の落胆や悲しみは計り知れなく、私にこんな電話をかけてきました。
 「お前が望んだとおりだろ?満足か?」
 少なからずショックを受けました。私は怪談、ホラーが大好きです。文章を書くことも大好きです。怪談を書いているときが一番充実しています。でも、そのネタには沢山の悲しみがつまっていることもあることを、時々忘れてしまいます。今回はその友人のネタは書いていませんが、この「怪談好き」のスタンスが友人を傷つけたかもしれません。いろいろなことを考えさせられました。

 それでも自分は書きます。書くことが自分に出来る唯一のことだから。

 逆にすっきりしました。今後とも手を抜かずちゃんと怪談を書いていきたいと思っています。
 来年の超-1にはさらに一皮むけて、挑戦したいと考えています。

 

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2006年4月28日 (金)

中間報告

やっと講評が100を超えました。いや、大変です。

ここらでいったん自分のこと書いてみようかなと思います。

私はこの超-1で始めて人に読んでもらうための文章を書きました。

今まで小学校の宿題読書感想文から始末書まで文章を書いてきましたが、人に読んで欲しいと思って書いたことは初めてです。で、感想はというと。

楽しくてたまらないです。もうとめられないです。こんな気持ちになったことは今までなかったです。

私は大学を中退して音大受験なんかをしたことがあります。そのときも心の底から楽しかったかといえばそうじゃなかったです。失敗して、普通の大学に行って就職して、転職して。そこそこがんばってきましたが、仕事はあくまで飯を食うためのもので、我慢につぐ我慢。

3月、うちの会社の人が「スカウト」という雑誌に出ました。特集は「仕事オタク」。仕事を本当に楽しんでいる人たちがいっぱい載ってます。私は広報のような仕事もやってるので、取材に付き合って出来上がった本ももらいました。

本を見て驚きました。みんなカッコいい。

私はもともと不細工なので、家を出る前に鏡を見るたびに、ため息をついていました。なんじゃこの不細工って。ところがこの特集に出ている人たちみんなカッコいい。自信を持った目をしてる。

この前超-1に出す文章を書いていて、いろいろ構成とかを考えていたら、朝4時でした。キーボードの横にある鏡をふっと見ました。

いい顔してた。うん、生まれてはじめて自分のことちょっとだけカッコいいと思いました。

やっと自分のやりたいことを見つけました。いい年してやっと夢をみつけました。

だから、私は書きます。書きたいから。超-1で勝てなくても。いや、どしろうとの私が勝てる可能性はゼロに近いでしょうけど。

今まで会社での仕事では勝ち負けにこだわって、ライバルを蹴落とすことなんかをいつも考えてましたが、生まれて初めて勝ち負けは関係ないと思ってます。本当に。

だって負けても書き続けるんだから。

いつか、書くことだけで生きていけたらという夢を持ってます。夢を持って生きるのは本当に楽しいです。

こんな自分に変えてくれた超-1には本当に感謝してます。

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